« 盗難通帳と印鑑による預金の不正払戻しについて、金融機関の払戻担当者に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての効力が認められなかった事例 | Main | インターネットオークションにより詐欺被害を被ったとして、インターネットオークションを運営する会社に対し求めた損害賠償請求について、同会社に、出品者の信用度を調査したり、IDを削除するなどの義務はないとして、その請求が棄却された事例 »

盗難通帳と届出印を使用した預金の払い戻しについて、窓口担当者に過失があったとして、民法478条の債権の準占有者に対する弁済に当たらないとされた事例

大阪地裁平成17年11月4日判決。判例時報1934号(9月1日号)77頁。預金者の勝訴・確定。

・80万円という払戻請求額は、一般市民生活上の取引額としては少額とはいえないものであって、その払戻に際しては、一定の慎重さが要請される
・預金者の氏名からは預金者は女性であると推察されるところ、男性である本件来店者が預金者本人ではないことは明らかであった
・盗難通帳を用いた預金引き出し被害が増加していること
・個人名義の預金口座に関する限り、預金者以外の者から払戻請求があること自体、いわば異例のことであること

|

« 盗難通帳と印鑑による預金の不正払戻しについて、金融機関の払戻担当者に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての効力が認められなかった事例 | Main | インターネットオークションにより詐欺被害を被ったとして、インターネットオークションを運営する会社に対し求めた損害賠償請求について、同会社に、出品者の信用度を調査したり、IDを削除するなどの義務はないとして、その請求が棄却された事例 »

その他の法律問題」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11972/13348608

Listed below are links to weblogs that reference 盗難通帳と届出印を使用した預金の払い戻しについて、窓口担当者に過失があったとして、民法478条の債権の準占有者に対する弁済に当たらないとされた事例:

« 盗難通帳と印鑑による預金の不正払戻しについて、金融機関の払戻担当者に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての効力が認められなかった事例 | Main | インターネットオークションにより詐欺被害を被ったとして、インターネットオークションを運営する会社に対し求めた損害賠償請求について、同会社に、出品者の信用度を調査したり、IDを削除するなどの義務はないとして、その請求が棄却された事例 »