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インターネット上の売買について注文者がサイト開設者の発信した受注確認メールを受信した時点では売買契約は成立していないとされた事例

東京地裁(控訴審)平成17年9月2日判決(確定)。判例時報1922号(5月11日号)105頁。
・インターネットのショッピングサイト上に商品及びその価格等を表示する行為は、店頭で販売する場合に商品を陳列することと同様の行為であると解するのが相当であるから申込みの誘引にあたる
・買い手の注文は申込みにあたり、売り手が買い手の注文に対する承諾をしたときに契約が成立するとみるべき
・ヤフーから受注確認のメールを受信したことは申込みの承諾にあたらない(売り手でない)
・受注確認メールは、買い手となる注文者の申込みが正確なものとして発信されたかをサイト開設者が注文者に確認するものであり、注文者の申込みの意思表示の正確性を担保するものにほかならない(買い手の承諾と認めることはできない)

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