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「デューデリ」と「デューディリ」

 1997年に弁護士登録をして、弁護士バッジをもらえるその日に、当時最大規模の破産事件だというのでボスについて行った。わからない言葉がバンバン飛び交っていたが、そのひとつが「デューデリ」だった。司法試験にも出なかったはずだし、司法研修所でも習わなかったはずだ。
 英和辞典のそれらしいところを調べても出てこない。試行錯誤してようやく到達したのが「due diligence」である。「デューデリ」じゃなくて「デューディリ」じゃないか・・・というわけで、以後「デューディリ」と書くようになった。
 太田一郎「始動!企業再生プロジェクト」(金融財政事情研究会)の副題は「基本用語とプロセスが身につくショートストーリー」である。これがあれば、わからない言葉が飛び交うこの業界に放り込まれても、とりあえず知ったような顔をしていられる。新人時代にこんな本があれば・・・。しかし、この本でも「デューデリジェンス」との表記だ。
 一方、西村総合法律事務所編「M&A法大全」(商事法務)は「デューディリジェンス」だ。私と同じことを悩んだ弁護士がいたのだろう(か)。

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Comments

懐かしく思いコメントさせていただきます。CLの件は、管財人団がわざわざアドバイザーとよばれる人種を雇いビッドで譲渡先(or支援先)を募る(でビッダーは秘密保持の上でお書きのDDを経て入札)という現在においては確立された事業清算ないし再生のスタイルを最初に採用した画期的な件だったのだなぁ、と今にして思い入っています。当時における故三宅先生の英断に感服します。

ところで、due diligenceのカタカナ表記ではない和訳はなかなかいいのがないのですが、弁護士がやるリーガルなものは法的監査や法務監査と呼んでいるようです。

Posted by: kumapooh | 2005.01.21 at 13:06

kumapoohさん、こんにちは。
もしかして、関係者のかたでいらっしゃいますでしょうか。。だとすれば、当時はお世話になり、ありがとうございました。
たしかに法務監査ともいいますが、監査というのは法律上の意味がすでに与えられている法律用語なので、デューディリの和訳としてはいまひとつしっくりきませんね。。。

Posted by: 鶴巻 暁 | 2005.01.29 at 00:18

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