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鈴木正朝「個人情報保護法とコンプライアンス・プログラム」(商事法務)

 先日の記事「デューディリジェンスにおける同意の要否」で意見交換をさせていただいた鈴木氏の著書が発売された。この問題についての鈴木氏の見解は同書の157頁以下にまとめられている。

 私の見解は鈴木氏とは一部異なり、M&Aに伴う個人情報の提供は、原則的に自由譲渡性が認められる債権譲渡と株式譲渡と営業譲渡のすべてについて、初期段階であっても「法令に基づく場合」(法23条1項1号)に該当するというものであるが、初期段階について委託の規定(法23条4項1号)を準用する鈴木氏の考え方は、委託元における委託先の監督責任の規定(法22条)による規律を志向するものであり、傾聴に値すると考えられる。

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